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団体信用生命保険について

団体信用生命保険とは住宅ローン専用の生命保険のことで、ローンを組む際は団体信用生命保険の加入を条件としているところがほとんどでしょう。

団体信用生命保険の一番の特徴は、住宅ローンの契約者が死亡したり、高度障害状態になるなど、万一のことが起きた際に保険金として残りの住宅ローン全額が金融機関に支払われ、住宅ローンを清算できることです。

これにより、残された遺族は資産を手放すことなく、賃貸経営を継続して家賃収入を得ることができ、返済義務を負うこともありません。

とても都合のよい保険ですが、カバーできないリスクもあります。

死亡でなくても重い障害があれば返済義務はなくなりますが、がん・急性心筋梗塞・脳卒中等により仕事ができない状態になったとしても、高度障害状態ではないため保険は適用されず、ローンの支払いは続けなければなりません。

最近ではそういったリスクをなくすためにもローンの金利に上乗せして三大疾病保障付きの保険もできているので、万一のことを考えて加入しておくのもいいでしょう。

また、生命保険でもあるので、加入時に健康状態の審査もあります。当然健康状態に問題がある人は加入することができず、ローン自体が組めない可能性もでてきます。

【高度障害状態とは】

  • 両目の視力を永久に失った場合
    回復の見込みや、手術ができない場合が対象で、視野狭窄や眼瞼下垂等は保険対象外となります。
  • 言語・咀嚼の機能を永久に失った状態
    意思の疎通ができない状態や、流動食での生活になります。
  • 中枢神経・精神・胸腹部臓器に著しい障害が残り、常に介護を要する状態
    飲食・排便・排尿・衣服の着脱・歩行・入浴ができない状態。
  • 両上肢・手関節以上を失った状態、又はその機能を永久に失った状態
    手首以上で切断している場合、運動麻痺、関節のすべてが動かすことのできない状態。
  • 両下肢・足関節以上を失った状態、又はその機能を永久に失った状態
    足首以上で切断している場合、運動麻痺、関節のすべてが動かすことのできない状態
  • 1上肢を手関節以上で失い、かつ1下肢を足関節以上で失うか、その機能を永久に失った状態

団体信用生命保険の保障は大きいものがありますが、民間の保険だけでなくても、国の社会保障制度もあるので、知っておくと良いかと思います。

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